心理学から作るセリフ

『名作アニメには名台詞あり』

と言われるようにアニメ制作では、セリフ作りも重要な仕事です。

実際にセリフ作りをするときは、心理学を学んでいるとより説得力が増します。

また、心理学を学ぶだけでなく極めていると、クライマックスシーンや決め台詞などにも次のように応用できます。

落ち込んでしまった主人公や仲間の背中を押すシーンで使われるセリフがあるとします。

その時に励ますセリフは、ただ優しければいいというものではありません。

励まされる人物一人一人の心理に対して『どういうセリフなら心が動くだろうか』と考えることで、名セリフと呼ばれるものが誕生するのです。

励まされる相手が、平素熱血漢であれば、悔しさを煽るようなセリフをぶつけ、傷つきやすい繊細な人物であれば、苦しみを理解してあげるセリフをはじめに持ってくれば、言われる人物も心を開き、見ている人の感動をよぶことができるでしょう。

このように、基本的な人間の心の作用を知っていれば、セリフに説得力が生まれます。

そして、この説得力を土台にセリフをブラッシュアップすれば名セリフに近づくことができるので、まさに名セリフを生み出す土台は、心理学にあるといえます。